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原因2:姿勢・生活習慣

姿勢の悪さや生活習慣によって、噛み合わせが悪くなることも。どのような姿勢や生活習慣が噛み合わせのずれを生むのでしょうか。

噛み合わせのずれを生む姿勢の悪さ

近年、姿勢の悪い人が増えているといわれています。それは、椅子やソファーで生活することが増えたことや、生活が便利になったことが一因になっているとも考えられています。

もともと、日本人は畳の上で、姿勢を正して正座をする生活をしていました。正座をして背筋を伸ばしてみるとわかりますが、この姿勢を保つにはお腹と腰の筋肉が必要になります。そのため、かつての日本人にはお腹や腰にも筋肉がしっかりついていました。

また、街中にはエレベーターやエスカレーターが完備され、電動自転車なども普及し、歩くということが少なくなっています。その結果、必要な筋肉がつかず、正しい姿勢を維持できなくなっているといわれています。

こうして姿勢が悪くなると、身体が歪んでいきます。すると、身体の歪みを正そうとして、歯並びや噛み合わせにも影響が出てくるのです。

生活習慣で噛み合わせが悪くなることも

噛み合わせを悪くする生活習慣とはどのようなものでしょうか。頬杖をつく女性の画像

  • 片方の足に体重をかけて立つ
  • いつも同じ肩にカバンをかけている(同じ手でカバンを持っている)
  • 足を組んで座ることが多い
  • よく頬杖をついている
  • いつも同じ側を下にして寝ている
  • うつぶせで寝ることが多い
  • よく噛まずに食事をする

これらの点に、思い当たるところがあれば、噛み合わせが悪くなっているかもしれません。

また、テレビを観ながら食事をしている場合、正面からテレビが観られる位置であればいいのですが、いつもテレビを右側(左側)に観ながら、という人は注意が必要です。

さらに、子どもの指しゃぶりや舌で歯を押すクセなども、歯並びや噛み合わせを悪くする原因になります。

歯は動くものです。このように言うと、強い力をかけて動かすというように捉えられがちですが、歯は、瞬間的な強い力で動くのではなく、長期間にわたって持続的に加えられる力によって動くのです。この場合の力は、けして強い力ではありません。舌で歯を押す程度の力でも、持続的に加えられれば、歯は動かすことができるのです。

こうしたことから、噛み合わせのずれを治すためには、正しい姿勢を取るようにすること、生活習慣を見直すことが必要になってきます。逆にいえば、姿勢指導や生活指導によって、噛み合わせを改善することができるのです。